初めての海外旅行 in Chicago

旅行記

3週間後に飛ぶシカゴ往復が約17万円。しかもユナイテッド航空だったので急遽3泊の初海外旅行へ。

初めての海外へ

シカゴに飛ぶ

羽田空港

航空券を取ってしまったので英語力がカスでも行くしかない。ということで初の国際線へ。保安検査場を抜けるとハイブランドの店が並んでいました。空港で買う人っているんですかね。ターミナル自体も国内線と比べて広めで開放的なつくりでした。

飛び立つ前の最後の日本食です。3,4日なので正直なめてましたが食べておいて正解でした。日本の食事は美味しいです。

シカゴまで約12時間。機内食は菓子→パスタorチキン→サンドイッチ→ヌードルor何か。菓子とパスタはそれなり、サンドイッチは微妙、ヌードルは謎の汁なしうどんでした。まあ期待するものじゃないですが、当たり外れがかなり大きいですね。あと座ってるだけなのでこんなに要らないです。

だいぶ疲れてきたころにようやく到着です。

ここからが最初の関門です。ビビりながら入国審査に向かいましたが滞在目的や日数を聞かれて指紋を採られるくらいだったのですんなり通過。

O’Hare Station

オヘア空港が広すぎて駅を探すのに迷子になったり、電車のチケットを買うときにクレカがエラーになったり先行き不安になりながら市街地に向かいます。

シカゴを歩く

市街地に着いたらまずはホテルに向かいます。駅を出て早速古い外観の建築と新しいビルが混ざる東京とは全然違う光景が広がります。わりと中心地のほうですが道路も広々です。

中心地の鉄道は高架で環状に通っています。トロリー電車ではないですがディズニーシーで見る光景が実際に広がっているのは感銘を受けますね。

ホテルに荷物を置いて夜ご飯を食べに行きます。早速ビル群で有名なシカゴらしい風景です。飛行時間が長くて若干体調悪かったのですが、これを見れただけでも来た価値があるなと元気になりました。

ちなみに4月の19時前ですが、ようやく日が沈み始めるくらいでした。日本よりかなり遅いです。

正直、都市部なら日本とアメリカで風景はそこまで変わらないのではと思っていましたが全くそんなことはないですね。一目で日本じゃないのが分かるので撮っていてかなり楽しいです。普段と全然違う写真が撮れるので撮影が上手くなった気すらしてきます。

Portillo’s & Barnelli’s Chicago

最初の食事はシカゴ発祥のイタリアンビーフ。ローストビーフの薄切りを煮込んでパンに挟み、肉汁をかけたサンドイッチです。見た目通りの味なので感動はないですが美味しく、サイズ感もちょうどいい。

同じくシカゴ名物のシカゴドックも食べられるチェーン店で、店内もアトラクションみたいで面白いです。値段安めでアメリカっぽい食事を楽しめるので中々いいと思います。

翌朝は日の出とともに散歩へ。人通りの少ない時間帯に出歩くのは少し不安でしたが、大通りを歩いている分にはまず大丈夫かなという感じでした。

Trump International Hotel & Tower

ループ付近に滞在するなら朝の撮影はトランプタワー辺りがおすすめです。シカゴ川が東西に流れているのでちょうど朝日が当たる形になります。

Marina City

Marina Cityは日本には無い建物ですね。バックで下がり過ぎたら車が落ちる構造のように見えます。

朝食はセブンイレブンで購入。機内食と違ってちゃんと美味しいサンドイッチでした。値段だけ目をつぶればアメリカでもセブンに行けば困ることはなさそうです。

あとセブンに限らずでしたが、接客がてきとうで素晴らしいですね。客が入ってきても何も言わないし、会計とかをしていなければ目の前でおしゃべりしています。これが賃金なりの仕事だなと。そこらの店員に丁寧な接客を求めるのが、回りまわって当たり前のように残業することに繋がっているのではないかと私は声を大にして言いたい。

閑話休題。この日は湖にヨットを出すために橋が上がる日だったのでそれを見学します。湖に近い方はいつ上がるか分からないので散歩して時間をつぶします。

カメラを持っていたからか「今日橋が上がるはずだけど知らない?」と聞かれましたが、8時からのはずと答えるのが精一杯でした。英語ができなくても2,3回聞き直せば向こうが伝えたいことは分かるのですが、言いたいことをさっと話せなくて中々に疲れます。

うろうろしている内にヨットが下ってきました。シカゴ川にかかる橋はヨットの出し入れのために春秋の水曜日と土曜日に上げ下げされます。

橋を上げるときは遮断機が下りて職員が通行人を追い出します。シーズン中は週に2回、27の橋を上げ下げして通行人は10分くらい待たされるのでかなり大変そうですね。

大きい橋が上がるとかなり迫力があります。シカゴの風物詩のようなので撮れてよかったです。ちなみに橋の真ん中に立っている時にバスが通るとかなり上下に揺れるのでビビります。

さて時刻は13時ですが劇烈に眠くなってきました。日本時間は午前3時なので完全に時差ボケですね。飛行機であまり寝ないようにはしていたのですが、だめだったみたいです。

Agora

仮眠をとって夜景撮影に。なんか時間を無駄にしてもったいない気分になりますね。

途中に彫刻があったので寄っていきます。近づくと思ったよりデカいのと表面がゴツゴツしているので少々気味が悪い印象。調べてみると高さは9ft(2.7m)で、106体いるそうです。

Adler Planetarium Skyline Walk

Adler Planetariumの近くからはミシガン湖をはさんでシカゴの摩天楼を見ることができます。人が多く治安は大丈夫そうだったので三脚を構えて撮影しました。

近くには日時計の彫刻もあります。海とビルが背景になるので被写体として最適です。

本日の夜ご飯はピザです。アメリカのピザは言うまでもなく美味しいですね。これは素直に日本にも店が欲しいなと思います。

Chicago Union Station

3日目も市街地を散歩します。まずはユニオン駅へ。アメリカでは複数の鉄道会社路線が乗り入れる駅をUnion Stationと呼称し、シカゴ発着の長距離列車は全てこの駅を利用しているようです。

大待合室の「グレート・ホール」は天井が高い荘厳な空間で、かつては賑わっていたことがうかがえます。飛行機が主流になった現在では構内に人は少なく、時刻表をちらっと見たところ本数も思ったより少なく見えました。

スケールの大きい古き良きアメリカの建築を味わうことができます。

映画でよく見る路地裏の階段とゴミ箱です。アメリカだとふつうの光景なのでしょうが、日本だと映画の逃げるシーンでしか見たことがないのでこんな路地裏でもテンションが上がります。

Brown Bag Seafood Co.

昼ご飯はシーフードの店へ。エビの入ったタコスを食べましたが、エビが美味しく味付けもいい感じでした。注文もボードにチェックを付けて渡す形なのでやりやすいです。アメリカンな味以外が欲しくなったらおすすめ。

Millennium Park

Cloud Gateは残念ながら工事中でした。これはこれで謎の飛来物が隔離されているみたいで面白いですが。サイズは想像していたよりかなり大きかったです。この国はいちいちスケールが大きいですね。

ちなみに公園の出入口では荷物検査をやってました。人の多い所では銃器の持ち込みをチェックしているのでしょうか。

360 CHICAGO

最後に360 CHICAGOへ。高さ300mの展望台ですが、周囲の建物も高いので街を見下ろすというよりは見渡す感じで迫力があります。

五大湖の一つミシガン湖は大き過ぎてここからでも対岸は見えないです。

オンラインチケットが$30と安くはないですが、見る方角によってかなり景色が違うので行く価値はあるかなと思います。

帰りがけに日の入りの撮影を。もっと撮りたかったですが体力が限界だったので帰還。時差ボケはマジで気を付けたほうがいいです。

360 CHICAGO

夜景も見たくなったのでもう一度展望台へ。夜になると中心部だけでなく近郊まできっちりと区画整理されているのがよく分かりますね。

シカゴ劇場

23時くらいに歩いていましたが、大通りなら危険に巻き込まれることはおそらく無さそうです。大声で騒いでる奴らもいたので最低限の警戒は必要ですが。

帰国

名残惜しいですが、昼の飛行機で帰るので最後に街を周って空港に向かいます。

行きの電車では撮影していなかったのでてきとうに撮りながら空港へ。郊外の方はいかにもって感じですね。

オヘア空港

マックはアメリカで食べても知っている味がするので安心します。

特に困ることもなく帰国。空港でカレーうどんを食べて帰ります。出汁が美味い、素晴らしい。

まとめ

普段とは全く違った光景が見れるのでとても楽しかったです。英語があまり話せなかったり、外出する際は多少気を付けながら歩いたりで疲れますが行く価値はあるかなと思います。

シカゴは巨大な建築群が楽しめ、大都市の中だと治安がいい部類のようなので初めての海外旅行にもいいのではないでしょうか。実際、街を歩いていて危険を感じることはありませんでした。親切な人が多かったので、荷物はきちんと手元に置いたりパスポートは肌身離さず持つなど最低限の警戒をしておけば楽しめると思います。

コメント