南の島へ
竹富島を自転車で巡る
まずは飛行機で石垣島に。予算の都合で当然LCCです。検査場の前に重量確認の検問が張られていたため、綾鷹を捨てる抵抗も空しく追加のお支払い(1敗)。
竹富島へのフェリーまで時間があったので近くの寺へ。れっきとした臨済宗の寺院ですが、瓦葺きの屋根が本州から離れた沖縄っぽさを感じさせます。
ターミナルに戻って竹富島へ。フェリーで15分ほどで着きます。既に海がきれいな青で離島に来たことを実感できます。
港から西のほうにある宿まで歩きます。9月下旬でしたが、まだまだ暑かったです。ただ日陰に入るとそれほどでもなく、不快度はかなり低い。東京は湿度のせいで地獄なんだなと。
竹富島にはいくつかの集落があります。集落の中の道は舗装されておらず、両脇は石垣です。白砂に石垣、カラフルな花と求めていた沖縄の原風景が広がっています。
有名な水牛車です。決まったコースを周回しています。もちろん今回の撮影目標の一つですが、炎天下を歩いてへばっていたので後回し。
荷物を下ろしてここからは自転車で島を周ります。夕日スポットとして有名な西桟橋は宿から徒歩5分。この後5,6回来ます。
竹富島は基本的に自転車での移動となります。車がほとんど通らない開放的な道を自転車でゆったりと走るのは気持ちがいいですね。都会の人に味わってほしい離島の醍醐味です。娯楽がそろった都会からわざわざ何もないところに行くのは何とも言えない話ですが。
主要な観光スポットをおさえながらてきとうにぶらぶら。島内にはいくつか浜がありますが、海水浴ができるのは意外とここだけです。
ぐるっと周って宿で休憩。こんな感じで2泊3日過ごします。
夕方になったらまた外へ。いつもこれくらいゆっくりと日々を過ごしたいものです。
真っ直ぐ西に向かって伸びているので桟橋の向こうに日が沈みます。橋の先では恐らく知らない人同士で仲良く写真を撮り合ってお話ししてました。自分はそういうのが出来ないので、後ろのほうでこそこそ撮影です。
月の入りを全く考慮していなかったのですが、3時くらいに沈んでくれたので星の撮影に。他に人が来たのは1組だけ。時期としてはいまいちのはずですが離島だけあって十分綺麗ですね。
撮影と休憩の繰り返し。普段より歩留まりが良い気がするので、撮影には時間と心のゆとりが重要だと改めて実感させられます。
初日に後回しにした水牛車の撮影。ルートは決まっていますがペースは牛任せで渋滞していたりするので意外と難しい。
朝と昼で海の色の出方が結構違います。海の青を出したいときは昼がいいみたいです。ゆったり撮影しているとこういうのにも気付かされますね。
残りのスポットも周っていきます。
星砂で有名なカイジ浜。ここはすぐそばに木が生えているので休憩にちょうどよく、他の浜と違った雰囲気の写真も撮れます。
こちらはぼこぼこの未舗装路の先にあるせいか人はおらず。海は一番きれいだった気がしますが労力に見合うかは微妙。途中に星のやの「私有地のため立ち入り禁止」看板がありましたが、貧乏人は外観を拝むこともできませんでした。
せっかくなので北の方も行って竹富島1周完了です。まあ北の方は開けておらず人もほとんど居ないので行く必要はあまり無いですが。
夕方、夜は前日とは違う場所に行こうかと考えましたが、良さそうな場所が分からず。夜は寝転がって星空を独り占めしてました。
名残惜しいですが、石垣島に戻ります。
石垣島を巡る
ここからは車での移動になります。
まずは北端の平久保崎灯台まで行って、そこから下っていく作戦です。真っ白な灯台が海と空の青に映えます。奥に見える小島もいい味を出してますね。
休憩がてら昼食です。八重山そばは好みじゃありませんでした。ソーキそばもそうですが、スープや麺の味が本州の方とは明確に違いますね。パインジュースは美味しかったです。
日が沈む前は晴れてましたが、気が付いたら黒い雲が出てました。天気が怪しそうだったので切り上げましたが、間に合わずどしゃ降りを浴びるはめに。ただ30分くらいで止んだので石垣島は本当にスコールみたいな降り方をするんだなと。
前日は日の当たり方がいまいちだったのでもう一度。この日も雲が多かったですね。
反対側は完全に天気が崩れてました。この後は2,3時間雨が降ったり止んだりでした。
ここの鍾乳洞は何故かやたらライトアップされていました。それ以外はふつうの鍾乳洞だったのでわざわざ石垣島で行くほどではないかと。施設の造りなども含めて全体的に昭和っぽい雰囲気でした。
「トトロ鍾乳石」はわりとそれっぽい。
いつの間にか快晴になっていました。ただ飛行機の時間が近いので最後に通り道の海岸に寄って帰ります。この石の囲いは何なんでしょうか。
雰囲気のある鳥居ですね。神社もふつうにあるんでしょうか。
まとめ
沖縄の離島は思っていたよりかなり良かったですね。特に竹富島が素晴らしい。自転車で周れる大きさの島なので、ゆっくりと撮影するのに丁度いいです。せこせこ歩き回っても仕方ないのでできれば2泊するのがおすすめ。
唯一難点を挙げるとすれば食事ですね。竹富島はそもそも食事処が足りてなさそうでした。昼は混んでおり、夜は予約しないと基本入れません。川平湾の辺りも同じような感じでした。
時間と心にゆとりがあると撮影の歩留まりも良い気がします。また別の島にも行きたいですね。
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